17歳のノーマンはある日、アリゾナ州の自宅で父親が死んでいるのを見つける。母親ノーマは悲しむノーマンを慰める。半年後、ノーマは夫の保険金でオレゴン州にモーテルと家を買い、息子とともに引っ越す。心機一転、新たな生活を始めた2人だが、引越早々に元の持ち主キース・サマースが現れて文句を言う。ノーマは彼を追い払うが、その晩キースが家に侵入してくる。そのころノーマンはパーティーに出かけていて…。
ノーマンの異父兄ディランが現われて同居を始めるが、ノーマは素行の悪い彼を歓迎せず冷たい態度を取る。そんな折、ノーマが殺害したキースのトラックが発見される。ロメロ保安官に疑われているノーマは窮地を脱するために、自分に好意的なシェルビー副保安官に接近。シェルビーはノーマに、町には何か秘密が隠されていることをほのめかす。一方、ノーマンもエマとともにモーテルで見つけた手帳に描かれた山を探しに出るが…。
ノーマンは手帳の絵が頭から離れず、教室でも上の空に。ついには失神して病院に運ばれてしまう。検査では特に異状は見つからず、ノーマは息子を退院させて連れ帰る。ロメロ保安官は家宅捜索令状を取り、ノーマンの入院中にベイツ家を調べる。実はノーマンはキースのベルトをベッドの下に隠していたのだが、家に戻るとベルトはなく…。そのころ、ディランはバーで知り合ったイーサンに誘われ、大麻畑の見張りの仕事を始める。
ノーマンがシェルビーの家に忍び込むのを見ていたディランは、帰宅したシェルビーを足止めして弟の危機を救う。ノーマンは中国人の少女を助けられなかったものの、無事逃げ出して帰宅する。そんな中、漁師の網に引っ掛かったキースの手が見つかり、ノーマは警察に呼ばれる。ノーマンは兄らしい気遣いを見せるディランに、ノーマがキースを殺したことやシェルビーがキースのベルトを持っていることを打ち明けて…。
ブラッドリーと一夜を過ごして帰宅したノーマンは、ノーマが逮捕されたと知って驚く。ノーマンがモーテルを担保に用意した保釈金でノーマは保釈されるが、息子が女の子と寝たと分かって冷たい態度を取る。一方、シェルビーはノーマを助けようと、証拠保管室から犯行の証拠を盗み出す。家を出ることにしたディランに、イーサンは資金として5000ドルを貸す。だがその直後、イーサンはジャンキーに撃たれてしまい…。
エマはジャオを警察に連れていこうとするが、ノーマンらは警察がシェルビーを取り調べる前に彼からキースのベルトを取り返す必要があるため、彼女を止めて家に帰す。この状況を知ったディランは、ベルトがキースの船に隠されていると推測。ノーマンとともにキースの船でベルトを発見し、海に沈める。ノーマンの父親がノーマに殺されたのではないかと考えたディランは、ノーマンに自分と暮らすよう勧めるが…。
ノーマは駆けつけたロメロ保安官に、これまでのことを話す。ロメロは真実を知った上で、ノーマやディランが殺人犯にならないよう筋書きを変えて事件を処理する。ノーマはモーテルの開業準備を進めるが、事件のせいでモーテルとノーマに悪いイメージが付いてしまい見通しは暗い。そんな中、キースが経営していたころの常連客だと名乗るジェイク・アバナシーが現われる。彼は隔月で1週間全室を借りたいと申し出るが…。
エマは、ブラッドリーがノーマンと寝たことを女子たちに話してしまう。そのことをブラッドリーから責められ動揺したノーマンは、先生の制止を振り切って学校から帰宅。ノーマは先生に呼び出され、ノーマンにセラピーを受けさせることを約束させられる。そんな中、ノーマンはエマの父親ウィルとともに、車にはねられて死んだ犬ジュノの剥製を作る。その作業で心が落ち着いたノーマンはエマと仲直りをするが…。
ベッドにシェルビーの死体を置かれたショックから立ち直れないノーマのもとに「近いうち会おう」と書かれたカードと花束が届けられる。宿泊していたアバナシーの仕業だと確信したノーマは彼を捕らえるようロメロに迫る。そんな中、ノーマはディランが連れてきたトリマーたちがマリファナを吸っていることに気づくと、すべてに嫌気が差し、やり直すために引っ越しを決意。だが今の学校を気に入っているノーマンはそれに反発して…。
アバナシーから大金を要求されたノーマはロメロに助けを求める。ストレスが限界に達した彼女は対処方法を教わろうとクラタ医師を訪ねるが、逆に少女時代のことを話すよう促される。一方、ノーマンは高校のダンスパーティーにエマを誘い、一緒に踊ることに。だが、会場でノーマンがブラッドリーを見ていることに気づいたエマは怒って先に帰ってしまう。ノーマンは雨の中を歩いて帰る途中、ワトソン先生の車に拾われるが…。